実はかなり実績あるんです
プチコンシリーズは2011年のニンテンドーDSi向け「PetitComputer」発売から現在に至るまで「ゲーム機で動く本格的なプログラミングソフト」「プログラミング入門に最適なソフト」として、プロ・アマチュアを問わず多くのプログラマー、ゲームクリエーター、さらには多くの子供達から熱い支持を受けてきました。
さらに、各地で不定期に開催しているプチコンシリーズを使用した児童向けワークショップでは、毎回大半の参加児童がワークショップの終了時間を過ぎてもプチコンに向かい続け、主催者から「こんなに子供達が熱中するワークショップは見たことがない」と驚きの声が上がるほどです。
なお、スマイルブームとプチコン・SmileBASICの教育分野での実績詳細につきましては、弊社ホームページをご覧下さい。
最もお手軽なプログラミング環境
プチコンシリーズは、主に任天堂の携帯用ゲーム機ソフトとして販売しております。御家庭にある事の多いゲーム機で、プチコンを購入するだけでプログラミングを始めることができ、高価なPCやタブレット等を新たに購入する必要がありませんし、複雑なインストール作業を行う必要もありません。プチコン4ではUSBキーボードやマウスも使用できるため、さらに本格的なプログラミングにも対応可能です。
教育用ハードウェアとしてのNintendo Switch
Nintendo Switchは、実は非常に優れた教育用コンピューターでもあります。比較的安価で性能も良く、小型軽量で非常に頑丈です。PCのようにアップデートのたびに不安定になる事もありません。ワークショップでは子供達に一人一台ずつSwitchとキーボードを割り当て、何か成果があったらSwitchごと講師席にもってきてもらい、講師席のNintendo Switchドックにセットして、成果を即座にTVやプロジェクターの大画面で共有するという手法が大きな効果を上げています。本来なら大きな投資が必要となるこのような共有環境が、Nintendo SwitchとSmileBASICを用いるといとも簡単に実現できてしまいます。
教育用言語としてのSmileBASIC
古いパソコンやBASICを知っている方々からは、いまさらBASICを使う事を不安視される方がいらっしゃいますが、心配には及びません。SmileBASICは、BASICの最大のメリットである「簡単、お手軽」を可能な限り強化する一方で、かつてのBASICのデメリットだった「遅い、近代的なきれいなプログラムが書けない」を現代の技術で解消しています。行番号が必要、構造化プログラミングができない、ローカル変数が使えないといった評価は過去の物です。SmileBASICは極めて高速で、簡単でありながらきれいなプログラムも書ける、「現代のプログラミング入門用言語」です。開発言語として日常的にC++,C#,Java,JavaScript,Python,Rubyといった言語を使いこなしている現役プログラマーが、プログラミング入門用としてBASICを再設計したのが、SmileBASICなのです。
ゲーム制作用に的をしぼっていること
SmileBASICはいろいろな用途のプログラムを作成できますが、ゲーム機上のプログラミング言語である事から、中でもゲームをできるだけ簡単に作る事に的をしぼっています。当然ながら子供はゲームが大好きで、ゲームを作れる!となるとモチベーションが非常に上がります。プログラミング技術の習得にはモチベーションはとても重要な要素です。そのモチベーションを損なわないよう、プチコンはゲーム制作に向いた機能をふんだんに搭載しているだけでなく、ゲーム制作にすぐ使えるグラフィック・サウンド素材も大量に搭載しています。
一方でゲームプログラミングは多くのプログラム分野の中でもひときわ高度な技術とコンピューティング全分野に関する知識が要求されます。ゲームプログラミングで得た知識は他のどんなプログラミング分野に進んでも必ず役に立ちます。
でもやっぱりScratch/Pythonがいいんじゃ・・・
我々プロのプログラマーからすると、結局のところ現代の職業プログラマーになるためにはプログラミング言語を1つ覚えただけでは全く足りません。現代のプログラムは非常に複雑かつ大規模で、用途に応じて複数の言語を組み合わせて使うのが当たり前だからです。ゲームプログラミングではC++やC#が使えないと全く役に立ちませんし、WebプログラミングではPython,Ruby,Go,Java,PHP,JavaScriptといった言語の組合わせ、スマートフォンアプリではこれに加えてSwift,Objective-C,Kotlin,
さらにはScala,Haskell,Rust他・・・毎年のように新しい言語が出現して、古い言語を置き換えていきます。今はAIブームのためPythonが目立っていますが、10年後にPythonが現役言語である保証は全くありません。
つまり、もし本気で職業としてプログラマーを選択するのであれば、一つの言語を習得すればおしまいなのではなく、すべてのプログラミング行為に共通する「プログラミングする際の物の考え方」を習得して、どんな言語でもすぐ使いこなせるようにならなければならず、その共通の考え方の習得にはどの言語を使おうが関係ない、という事です。なので、我々は自信を持って「SmileBASICで大丈夫です!」と断言します。